日本弁理士会の支援事業の支援員として、国立大学法人岡山大学「知的財産概論」の講義の一部を行いました。
講義の対象は自然科学研究科の大学院生であり、この自然科学研究科というのは理学部と工学部の学部生が進む大学院で、私とこの学生はバックグラウンドがほとんど同じなので、親しみがわきました。
彼らは将来、企業で開発を行うのか、生産設備を行うのか、はたまた大学に残って研究を続けるのか、色々な道があると思いますが、多くの場合は特許と切り離せない分野に進むはずです。
今回は極めて基礎的な話しかできませんでしたが、少しでも彼らの記憶の中に残って、将来必要となったときに自ら情報を手繰り寄せるヒントになればと思います。
なお、岡山大学における本事業は単発のものですが、岡山大学から非常勤講師としての人事異動が通知されました。
私は単純ですから、大学の非常勤講師という響きはうれしいです(笑)